介護職でミスばかり…辞めたい時の判断基準と5つの対処法

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介護職でミスばかり…辞めたい時の判断基準と5つの対処法
<悩める人>

またミスしました。介護職に向いてないのかも。もう辞めたいです。

介護職でミスやインシデントが続くと、勤務前から胸が重くなることがありますよね。

<ぜおん>

ミスが続いた時に大切なのは、あなたの性格を責めることではなく、ミスの種類と職場の仕組みを分けて見ることです。

この記事では、介護職でミスばかり続き辞めたいと感じている方へ、元デイサービス管理職の視点から、向いてないのか、環境が合っていないのかを整理します。

ただし、報告できないほど追い詰められている、休めない、人を責める空気が強い職場なら、働く場所を見直すサインです。

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しつこい連絡が嫌な人
職場環境を事前に知りたい人
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目次

結論:介護職でミスばかりでも、すぐ向いてないとは限らない

介護職でミスが続いても向いてないと決めつけなくていい理由

まず伝えたいのは、介護職でミスが続いても、すぐに「自分は向いてない」と決めつけなくていいということです。

介護現場の仕事は、利用者さんの体調、転倒リスク、服薬、食事、排泄、記録、家族連絡など、同時に見なければいけないことが多いです。

新人や転職直後の人だけでなく、経験者でも疲労や人手不足が重なると判断が遅れることがあります。

状態見方
覚えることが多くて抜ける経験不足と確認の型が関係しやすい
忙しい日にミスが増える人員配置や業務量の影響も見る
報告が怖くて固まる責められた経験が残っている可能性がある
同じミスが繰り返される個人だけでなく仕組みも見直す

反省は大切です。

でも、反省だけで終わると、次の勤務で同じ場面が来た時にまた不安になります。

必要なのは、何が起きたか、なぜ起きやすかったか、次にどこを見るかまで小さく分けることです。

ミスが続いた時ほど、「向いてない」ではなく「どの場面で崩れたか」を見る。この見方に変えるだけで、次に取れる行動が見えやすくなります。

まず分けたい3つのミス|介護職を辞めたい前に整理する

介護職のミスを知識不足疲労職場の仕組みに分けるイラスト

「ミスばかり」と感じる時は、全部を同じ箱に入れてしまいがちです。

でも、介護職のミスにはいくつか種類があります。

ここを分けると、練習で変えられる部分と、職場環境を見直した方がいい部分が見えます。

ミスを分ける3つの視点
  • 知識不足・経験不足で起きるミス
  • 疲労・人手不足で起きるミス
  • 職場の仕組みで繰り返すミス

知識不足・経験不足で起きるミス

新人や転職直後に多いのは、手順や観察ポイントがまだ体に入っていないことで起きるミスです。

たとえば、食事量の記録、移乗前のブレーキ確認、入浴前後の体調確認、申し送りの抜けなどです。

このタイプは、確認リストと先輩への質問で減らせる余地があります。

知識不足のミスは、質問できる相手と確認の型があると変わります。自分だけで覚え込もうとしないことが大切です。

疲労・人手不足で起きるミス

夜勤明け、入浴介助が続いた日、休憩が取れない日などは、いつもなら気づけることを見落としやすくなります。

これは、あなたのやる気だけで片づけられる話ではありません。

人員配置、業務量、休憩の取り方、ダブルチェックの有無も関係します。

ミスが増えやすい日確認したいこと
夜勤明け記録や申し送りを一人で抱えていないか
入浴介助が重い日人数と時間に無理がないか
休憩が取れない日集中が切れる前提の仕組みがあるか
急な欠勤が出た日優先順位を上司が整理しているか

職場の仕組みで繰り返すミス

同じミスが複数の職員に起きているなら、個人の注意力だけで考えない方がいいです。

記録様式がわかりにくい、物品の置き場が毎回変わる、申し送りの型がない、質問すると責められる。

こうした職場では、注意していてもミスが起きやすい状態が残ります。

<ぜおん>

管理職側で見ていても、「また同じ人がミスした」より先に、「同じ場面で何人もつまずいていないか」を見ることが大事だと感じていました。

インシデント後にやること|落ち込みすぎる前の5ステップ

介護職のインシデント後に事実をメモして報告するイラスト

インシデントが起きた直後は、頭が真っ白になりやすいです。

でも、ここで必要なのは自分を追い込むことではなく、利用者さんとチームのために情報を残すことです。

次の5ステップで、落ち込みと対応を分けて進めてください。

STEP
事実だけをメモする

時間、場所、利用者さんの状態、自分がしたこと、周囲の状況を短く残します。

感情や反省文は後で大丈夫です。

STEP
すぐ報告する

怖くても、報告が早いほど次の対応が取りやすくなります。

「怒られるから黙る」が、あとで自分を苦しめます。

STEP
原因をひとつに決めつけない

「自分がダメだから」で終わらせず、手順、声かけ、環境、時間帯、人員、記録の型まで見ます。

STEP
次の勤務で見るポイントを決める

全部を直そうとすると苦しくなります。

次は「ブレーキ確認を声に出す」「記録前にメモを見る」など、ひとつに絞ります。

STEP
自分を責める時間を区切る

反省は必要ですが、休みの日まで何度も再生すると回復できません。

振り返る時間と休む時間を分けましょう。

厚生労働省の「こころの耳」では、働く人に向けて仕事やこころの健康、ハラスメントなどの相談窓口が案内されています。辞めたいほどつらい時は、職場内だけで抱え込まない視点も大切です。

出典:厚生労働省「こころの耳 相談窓口案内」 公式URL

インシデントは「責める材料」ではなく、次に同じ形で起きにくくするための共有材料です。

もちろん、報告した時に注意されることはあります。

でも、人格否定や怒鳴り声が続くなら、それは指導とは別の問題として見てください。

何度も同じミスをする時の見直し方

同じミスが続く時は、「気をつけます」だけでは変わりにくいです。

気持ちではなく、動き方を変える必要があります。

ポイントは、ミスが起きる前の場面を見つけることです。

よくあるつまずき見直し方
記録漏れケア直後にメモ、勤務終盤に記録確認
申し送り漏れ体調、食事、排泄、気分、未対応に分ける
確認忘れ声に出す、指差しする、チェック欄を作る
焦って順番が飛ぶ急ぐ業務と後でよい業務を上司に確認する

申し送りや報告の抜けが多い方は、話し方の型を先に作るとかなり楽になります。

申し送りで何を言えばいいか迷う方は、5項目テンプレをまとめたコチラの記事も参考にしてください。

<悩める人>

「気をつける」より、先に見る場所を決めるんですね。

そうです。

介護現場では、忙しい時ほど気合いだけでは抜けが出ます。

自分を責める前に、メモ、声出し、確認タイミング、相談相手を固定していきましょう。

同じミスが続く時は、「注意します」より「いつ、どこで、何を見るか」を決める。これが次の勤務で使える対策になります。

辞めたいほどつらい時に見る限界サイン

ミスを減らす工夫は大切ですが、心身が追い詰められている時は、続け方そのものを見直す必要があります。

特に、次の状態が続くなら「もう少し頑張れば慣れる」で流さないでください。

職場を見直したいサイン
  • 出勤前に涙が出る、動悸がする、眠れない日が続く
  • ミスを報告するのが怖くて隠したくなる
  • 注意ではなく、人格を否定される
  • 休みの日もミスの場面が何度も頭に浮かぶ
  • 相談しても「向いてない」「辞めれば」とだけ言われる

介護職は、利用者さんの安全に関わる仕事です。

だからこそ、職員が報告できないほど追い込まれている状態は、利用者さんにとってもよくありません。

強い不調が続く時は、医療機関や公的な相談窓口の利用も考えてください。

「辞めたいのは甘えかも」と迷っている方は、限界サインを整理したコチラの記事も読んでみてください。

ミスが減らない職場を見極めるポイント

ミスが減らない職場環境を見直す介護職向けイラスト

介護職のミスは、個人の努力だけでなく職場の空気にも左右されます。

次のような職場では、まじめな人ほど「自分が悪い」と抱え込みやすいです。

職場の状態起きやすいこと
質問しづらい空気がある不安なまま介助に入る
教育係や確認者が決まっていない人によって言うことが変わる
報告した人が責められるインシデントが隠れやすくなる
休憩が取れない集中力が切れたまま勤務が続く
記録や物品の置き場がバラバラ探す時間が増えて焦りやすい

もし、複数の職員が同じところでつまずいているなら、それは個人の問題だけではありません。

上司に相談しても変わらない、指導が怒鳴るだけ、休憩や人員の調整もない。

その場合は、今の職場で自分を削り続けるより、職場を変えた方が働きやすくなることもあります。

シフトや希望休の通りにくさも重なっている方は、職場の限界サインをまとめたコチラの記事も参考になります。

夜勤明けや夜勤前にミスが増えている方は、夜勤なし転職の考え方をまとめたコチラの記事も読んでみてください。

それでも辞めたいなら、ミスが起きにくい職場を探す

ミスが続いて辞めたい時、いきなり退職届を出す前に、次の職場で何を避けたいのかを言葉にしておきましょう。

「介護が向いてない」ではなく、どんな職場なら同じつらさを繰り返しにくいかを考える方が、次の選択につながります。

次の職場で確認したいこと
  • 新人や中途への教育係がいるか
  • 夜勤や入浴介助の人員配置に無理がないか
  • インシデント報告が責める場になっていないか
  • 休憩や希望休のルールが現実的に運用されているか
  • 記録や申し送りの型があるか

こうした情報は、求人票だけでは見えにくいです。

介護職向けの転職エージェントに相談すると、職場の雰囲気、教育体制、夜勤や休憩の実情を確認しながら探しやすくなります。

介護職向けの転職エージェントの選び方はコチラの記事にまとめています。

<ぜおん>

辞めるか迷っている段階でも、外の職場の情報を見ておくと、今の職場が普通なのかを比べやすくなります。

なお、退職を言い出せないほど追い詰められている場合は、退職代行を選ぶ人もいます。

ただし、まずは体調と安全を優先し、家族、公的相談窓口、信頼できる人にも状況を共有してください。

退職代行を使う前に知っておきたい注意点はコチラの記事で整理しています。

介護職でミスばかりと悩む人のよくある質問

介護職でミスばかりなのは向いてないからですか?

ミスがあるだけで向いてないとは言えません。経験不足、確認の型、疲労、人手不足、職場の教え方などが重なっていることもあります。まずはミスの種類を分けて見てください。

インシデントを起こしたら辞めた方がいいですか?

インシデントがあっただけで退職を決める必要はありません。大切なのは、早めに報告し、事実を残し、次に同じ形で起きにくくすることです。ただ、報告した人を責める空気が続く職場なら、環境の見直しも必要です。

何度も同じミスをする時はどうすればいいですか?

「気をつけます」で終わらせず、ミスが起きる前の場面を見ます。メモの置き場、確認するタイミング、声出し、ダブルチェック、相談相手を決めると、次の勤務で動きやすくなります。

ミスが怖くて報告できない時はどうすればいいですか?

まずは事実だけを短くメモし、「何時に、どこで、何があり、今どうなっているか」を報告します。どうしても直属の人に言えない時は、別のリーダー、管理者、相談窓口など、話せる相手を探してください。

ミスが続く職場から転職しても大丈夫ですか?

教育体制がない、質問できない、休憩が取れない、報告した人を責める空気があるなら、転職を考えるのは自然です。次は教育係、記録の型、夜勤体制、休憩の運用などを確認して選びましょう。

まとめ:ミスばかりの時は、能力と職場の仕組みを分けて考える

介護職でミスばかり続くと、「自分は向いてない」「辞めたい」と感じるのは自然です。

ただ、ミスの原因は性格や能力だけではありません。

知識不足、疲労、人手不足、記録の型、申し送りの空気、指導の仕方が重なっていることもあります。

まずは、事実をメモする、早めに報告する、次に見るポイントをひとつ決める。

それでも報告できないほど怖い、休めない、責められ続けるなら、あなた一人で抱え込まなくて大丈夫です。

<ぜおん>

介護職は、職場が変わるだけで報告のしやすさも、ミスへの向き合い方も変わります。自分を責める前に、環境を比べる視点を持ってください。

介護職向けの転職エージェントの選び方はコチラの記事にまとめています。

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