<悩める人>PTと看護師って、なんか仲悪くないですか?毎日ピリピリしてて、職場に行くのがつらいんですよね..。



わかります!実はPTと看護師の関係がギクシャクしやすいのには、ちゃんとした理由があるんですよね。でも、知っておくべきことを押さえれば、ぐっとラクになりますよ!
「リハビリの時間を作ってくれない..」「看護師さんに話しかけにくい雰囲気がある」「何かあるたびに責められてる気がする..」
そんな悩みを抱えながら、毎日病棟に向かっているPTさんは、実はかなり多いんです。
こんにちは、ぜおんです!理学療法士として14年、4つの職場を経験してきた私が、PTと看護師の関係についてリアルな視点でお伝えします。
「PTと看護師が仲悪い」って、実はあるあるな悩みなんですよね。でも、その理由を正しく理解して、ちょっとした工夫をするだけで、職場の空気はガラッと変わります!
この記事では、PTと看護師の関係がうまくいかない理由と、具体的な改善策をまとめました。ぜひ最後まで読んでみてください!
- PTと看護師の関係に悩んでいる理学療法士さん
- 看護師から冷たくされている気がして職場がつらい方
- 多職種連携をもっとうまくやりたいと思っているPT・OT・ST


今までに4回の転職経験があり。
詳しいプロフィールはコチラ!
【1社目】総合病院▶急性期・回復期・ターミナルを経験。
【2社目】老健▶入所・通所・訪問を経験。介護認定審査員なども務める。
【3社目】介護系有限会社▶介護予防事業の立ち上げ、デイサービスの管理者も兼任。市とも連携して介護予防事業の普及に尽力。
【4社目】老健▶入職して半年で副主任、1年で主任を任命。施設の教育委員長も務める。
現在フリーランス3年目。PTとは全く違うことで稼いでいます。
PTと看護師が仲悪いと感じる場面あるある





具体的にどんな場面で「仲悪いな..」って感じるんでしょう?



あるあるな場面がいくつかあるので、まずはそこから確認していきましょう!「あ、これ私だ..」ってなるかもしれませんよ(笑)
PTと看護師が「仲悪い」と感じる場面は、職場によって違いはあるものの、共通するパターンがいくつかあります。
① リハビリの時間調整でぶつかる
「今、処置中なので後にしてください」「検査があるのでリハビリは午後でお願いします」
こういったやりとり、経験ありませんか?
PTとしては「早期離床のためにリハビリを進めたい!」という思いがある。でも看護師さんには看護師さんの業務スケジュールがある。
この「どちらも正しい」状況でのぶつかり合いが、関係悪化の入り口になりがちなんです。
② 情報共有がうまくいかない
「患者さんの状態変化を教えてもらえなかった」「リハビリ中に気づいたことを報告したのに、カルテに反映されていなかった」
こういった情報共有のすれ違いも、関係をこじらせる原因になります。
お互いに「ちゃんと伝えたのに」「聞いてない」という状況が続くと、不信感がどんどん積み重なっていくんですよね。
③ 「リハビリって楽そう」という目線を感じる
これ、PTあるあるじゃないでしょうか。
看護師さんが忙しそうにしている横で、患者さんと楽しそうに話しながらリハビリをしているPT。
「リハビリって楽でいいよね」「私たちは夜勤もあるのに..」という雰囲気を感じることがあるんです。
私が新人のころ、ある病棟でこんな経験をしました。患者さんと笑いながらリハビリをしていたら、ナースステーションから「いいよね、リハビリは患者さんと遊んでるだけで」という声が聞こえてきたんです。
正直、かなりショックでした。でも今思えば、それは看護師さんたちの「自分たちはこんなに大変なのに」という疲弊感の表れだったんだと思います。
④ カンファレンスでの発言がかみ合わない
多職種カンファレンスの場で、PTが「もっとリハビリの機会を増やしたい」と言うと、看護師さんから「でも患者さんは疲れているんですよ」と返ってくる。
どちらも患者さんのことを思っての発言なのに、なぜかぶつかってしまう..。
こういった「同じゴールなのに意見が合わない」場面も、関係悪化につながりやすいんです。


PTと看護師の関係が悪くなる根本的な原因





なんでこんなに関係がこじれやすいんでしょう?お互い患者さんのためを思っているのに..。



そうなんです!実は、個人の性格の問題じゃなくて、職種の構造的な違いが原因になっていることが多いんですよ。
PTと看護師の関係がうまくいかない背景には、いくつかの根本的な原因があります。
① 業務の優先順位が根本的に違う
看護師の仕事は「24時間、患者さんの命と生活を守る」こと。
一方、PTの仕事は「機能回復・日常生活動作の改善」に特化しています。
同じ患者さんを担当していても、見ているポイントと優先順位がまったく異なるんです。
「なぜリハビリを優先してくれないの?」「なぜ看護師はリハビリの邪魔をするの?」
この疑問の答えは、「お互いの優先順位が違うから」というシンプルな事実にあります。
② 業務量と責任の非対称性
看護師は夜勤あり、急変対応あり、投薬管理あり..と、非常に多岐にわたる業務を担っています。
PTは基本的に日勤のみで、担当患者さんとのリハビリに集中できる環境にあります。
この業務量と責任の非対称性が、看護師側に「PTは楽でいいよね」という感情を生みやすくします。
もちろん、PTにはPTの専門性と責任がある。でも、それが看護師さんに伝わっていないことが多いんです。
③ コミュニケーションの機会が少ない
PTは病棟に来て、リハビリをして、帰っていく。
看護師さんとじっくり話す時間が、構造的に少ないんですよね。
コミュニケーションが少ないと、お互いの仕事への理解が深まらないまま。「あのPT、何考えてるかわからない」「看護師さんって話しかけにくい」という状態が続いてしまいます。
④ 「専門性のプライド」がぶつかる
看護師もPTも、それぞれの専門職としてのプライドを持っています。
「私は看護師として患者さんのことを一番わかっている」「私はPTとして動作分析のプロだ」
このプライドがぶつかると、「あなたに言われたくない」という感情が生まれやすくなります。
- 業務の優先順位が根本的に違う
- 業務量と責任の非対称性による感情的なズレ
- コミュニケーションの機会が構造的に少ない
- 専門性のプライドがぶつかる
仲悪い職場環境がPTに与える影響





看護師との関係が悪いと、仕事にどんな影響が出るんでしょう..?



実は、PTのメンタルや仕事のパフォーマンスにかなり大きな影響が出るんです。放置しておくのは危険ですよ!
「看護師との関係が悪くても、リハビリさえちゃんとやればいい」と思っていませんか?
でも実は、職場の人間関係の悪さは、PTの仕事全体に深刻な影響を与えます。
① 精神的な消耗が激しくなる
毎日ピリピリした雰囲気の中で仕事をするのは、想像以上に消耗します。
「また看護師さんに何か言われるかも..」という緊張感を抱えながら病棟に向かう。これが毎日続くと、じわじわとメンタルが削られていくんですよね。
私の友人のPTは、看護師との関係悪化が原因で適応障害になってしまいました。「最初は気にしないようにしていたけど、気づいたら職場に行くのが怖くなっていた」と話してくれました。
② 患者さんへのリハビリの質が下がる
看護師との連携がうまくいかないと、患者さんへの影響が直接出てきます。
- 患者さんの状態変化の情報が入ってこない
- リハビリ時間を確保してもらえない
- 病棟での自主練習を促してもらえない
これらが積み重なると、患者さんの回復が遅れることにもつながります。
「患者さんのために」と思って仕事をしているのに、人間関係のせいで患者さんに迷惑をかけてしまう..。これが一番つらいところですよね。
③ キャリアへの影響も出てくる
多職種連携がうまくできないと、PTとしての評価にも影響します。
「あのPTは看護師と連携できない」という評判が立つと、チームの中での立場が難しくなることも。
また、職場環境が悪いと「ここにいても成長できない..」という気持ちになりやすく、本来のキャリアプランに影響が出ることもあります。
PTが看護師と良い関係を築くための具体的な方法





じゃあ、実際にどうすれば看護師さんと良い関係が作れるんでしょう?



具体的な方法をいくつか紹介しますね!どれも私が実際に試してきたことなので、ぜひ参考にしてみてください!
関係改善は「相手を変えること」ではなく、「自分のアプローチを変えること」から始まります。
① まず「挨拶+一言」を習慣にする
シンプルですが、これが一番効果的です!
病棟に来たら「おはようございます!〇〇さん、今日の状態はどうですか?」と一言添えるだけで、印象がガラッと変わります。
「リハビリのPTさん」から「〇〇さんのことを一緒に考えてくれる人」に変わるんですよね。
【実践例①】:リハビリ前に「今日、〇〇さんの血圧が少し高めと聞きました。リハビリ強度を調整しますね」と一言伝える。
【実践例②】:リハビリ後に「今日は立ち上がりがスムーズでした!病棟でも声かけをお願いできますか?」と報告する。
【実践例③】:忙しそうな看護師さんには「今、少しよろしいですか?」と確認してから話しかける。
② 看護師の業務を理解しようとする姿勢を見せる
「看護師さんって大変ですよね」という共感の言葉は、関係改善に大きく効きます。
「夜勤明けなのにありがとうございます」「今日は忙しそうですね、リハビリの時間を少し調整しましょうか?」
こういった「相手の立場を理解している」というメッセージが、信頼関係の土台を作ります。
③ リハビリの目標と成果を「見える化」する
「PTって何をやっているのかよくわからない」という看護師さんの声は、意外と多いんです。
だからこそ、リハビリの目標と成果を積極的に共有することが大切です。
- 「今週中に歩行器歩行を目指しています」と目標を共有する
- 「今日、初めて立ち上がりができました!」と成果を報告する
- 「病棟でこんな練習をお願いできますか?」と具体的に依頼する
リハビリの成果が「見える」ようになると、看護師さんも「リハビリって大事なんだ」と実感してくれます。
④ カンファレンスで「一緒に考える」スタンスを取る
カンファレンスでは「PTとして〜が必要です」という主張より、「〜についてどう思いますか?」という問いかけのほうが、関係がうまくいきます。
「一緒に患者さんのことを考える仲間」というスタンスを見せることが、信頼関係の構築につながります。
「看護師さんから見て、〇〇さんの生活動作で気になる点はありますか?」という一言が、カンファレンスの雰囲気を変えることもありますよ!
⑤ どうしても改善しない場合は「環境を変える」という選択肢も
ここまで紹介した方法を試しても、どうしても関係が改善しない職場もあります。
そういう場合は、「この職場の文化が自分に合わない」という可能性を考えてみてください。
職場の文化や人間関係は、個人の努力だけでは変えられないことも多いんです。
「もっと多職種連携がうまくいく職場で働きたい」と思ったら、職場環境を見直すことも、PTとしてのキャリアを守るための大切な選択です。
- 定期的な多職種カンファレンスが機能している
- リハビリ部門と看護部門のトップ同士の関係が良い
- 情報共有のシステムが整っている
- お互いの仕事を尊重する文化がある


まとめ:PTと看護師の関係は「理解」から始まる
今回は、PTと看護師が仲悪くなりやすい理由と、関係改善のための具体的な方法をお伝えしました!
- PTと看護師の関係悪化は「個人の問題」ではなく「構造的な問題」
- お互いの業務・優先順位の違いを理解することが第一歩
- 挨拶+一言、成果の見える化、共感の言葉が関係改善に効く
- どうしても改善しない場合は、職場環境を見直すことも選択肢のひとつ
PTと看護師の関係は、あなたのちょっとした行動で変えられます!まずは明日の挨拶から始めてみましょう!
「もっと働きやすい職場で、自分らしくリハビリをしたい」と思ったら、ぜひ職場環境についても考えてみてくださいね。









