<悩める人1>毎日患者さんのために身を粉にして働いているのに、給料明細を見るたびにため息が出る…



昇給は年間数千円。このまま病院にいて、家族を養っていけるのだろうか?
そんな不安を抱える理学療法士の方は多いのではないでしょうか?
実は、同じ理学療法士の資格でも、「働く場所」を変えるだけで年収が100万円以上変わるケースは珍しくありません。
特に数年前から、給与水準が高いと注目されているのが「訪問リハビリ(訪問看護ステーション)」です。



同じPTでも、働く場所によって給料が大きく違うことは絶対に把握しておいた方がいいでしょう。
「でも、訪問って大変そう……」
「本当にそんなに稼げるの?」
そんな疑問に答えるため、今回は厚生労働省の最新統計データや実際の求人相場をもとに、病院勤務と訪問リハビリの年収を徹底比較しました。
さらに、読者の方からの「数年前と比べてどう変わったのか知りたい」という要望にお応えし、年収推移の比較表も作成しました。
この記事を読めば、あなたの市場価値を正しく理解し、着実に年収をアップさせるための具体的なルートが見えてくるはずです。
【最新データ】理学療法士の平均年収 vs 訪問リハビリの年収比較


このセクションでは、2025年時点での最新データや数年前との比較をもとに、理学療法士のリアルな状況を徹底解剖します。
病院勤務と訪問リハビリの間に存在する「給料格差」の現実を、具体的な数字で見ていきましょう。
衝撃の事実!病院勤務と訪問リハビリの「年収格差」
結論から言うと、一般的な病院勤務に比べて、訪問リハビリの方が平均年収が高い傾向にあります。
その最大の要因は、給与体系の構造的な違いです。
病院やクリニックでは、基本給に加えて「職能給」や「経験給」で昇給していきますが、その昇給幅は年間数千円程度にとどまることが多く、頭打ちになりやすいのが現状です。
一方、訪問看護ステーションなどでの訪問リハビリは、基本給に加え「訪問件数に応じたインセンティブ(歩合給)」が採用されているケースが多くあります。
「1日◯件以上訪問すれば、1件につき3,000円」といった明確な評価基準があるため、頑張れば頑張るほどダイレクトに給料に反映される仕組みが整っています。
この違いが、数年単位で見ると圧倒的な「年収格差」となって現れるのです。
【比較表】全体平均と訪問看護ステーションの給与推移
では、実際にどれくらいの差があるのでしょうか。
理学療法士全体の平均年収と、訪問看護ステーションに従事する理学療法士の年収を比較し、さらに数年前からの推移を表にまとめました。
以下のデータは、厚生労働省の統計や各種転職市場のデータを基に算出した目安です。
| 比較項目 | 数年前 (2020-2021年頃) | 最新 (2024-2025年) |
|---|---|---|
| 理学療法士 全体平均 | 約410万円 | 約430万円 (微増・横ばい) |
| 訪問リハビリ 従事者平均 | 約460万円 | 約490〜550万円 (高水準を維持) |
表を見ると明らかなように、理学療法士全体の平均年収は供給過多の影響もあり、大きくは伸びていません。
しかし、訪問リハビリ分野は高齢化による需要増加が著しく、依然として給与水準が高い状態をキープしています。
特に都市部や人手不足の地域では、年収500万円以上を提示する求人も珍しくなく、管理者候補であれば年収600万円も十分に射程圏内です。
「数年前よりも訪問リハビリの給料は下がったのでは?」という声もありますが、インセンティブ制度を上手く活用しているステーションでは、むしろ上昇傾向にあると言えるでしょう。
なぜ訪問リハビリの給料は高いのか?3つの理由
訪問リハビリの給料が病院勤務よりも高くなりやすいのには、明確な3つの理由があります。
- 高い介護報酬単価とインセンティブ
訪問1件あたりの単価が高く、それをスタッフに還元する仕組みがあるため。 - 設備投資が少なく人件費に回せる
病院のような高額な医療機器や広大な施設維持費がかからない分、利益を給与に反映しやすい構造です。 - 人材確保の競争率
即戦力となる理学療法士を確保するため、初任給を高めに設定している事業所が多い傾向にあります。
ただし、注意点もあります。
すべての訪問看護ステーションが高待遇というわけではありません。
中には「訪問件数が安定せずインセンティブが稼げない」「残業代が出ない」といった職場も存在します。
もしあなたが本気で年収600万円や大幅な給与アップを目指すなら、「インセンティブの条件」や「実際の訪問件数実績」を事前に把握することが不可欠です。
しかし、これらの内部情報は求人票には書かれていないことがほとんどです。
そこで活用すべきなのが、理学療法士専門の転職エージェントです。
プロのアドバイザーを通すことで、給与交渉を代行してもらえたり、表には出ていない「好条件の非公開求人」を紹介してもらえたりします。
「今の職場ではこれ以上の昇給が見込めない」と感じているなら、まずは転職サイトに登録して、自分の地域の訪問リハビリ求人の相場をチェックしてみることから始めてみましょう。
それだけでも、自分の市場価値を正しく理解する大きな一歩になります。
稼げるけどきつい?訪問リハビリの「インセンティブ」の仕組み


訪問リハビリで働く理学療法士が年収600万円以上を目指す場合、避けて通れないのが「インセンティブ(歩合給)」の仕組みです。
病院勤務のような年功序列型の昇給とは異なり、訪問リハビリでは「どれだけ訪問したか」がダイレクトに給与に反映されるのが最大の特徴と言えます。
しかし、「稼げる」という噂だけで飛び込むのは危険です。
高い給与の裏側にある仕組みや、訪問ならではのリスクを正しく理解しておかないと、転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
このセクションでは、訪問リハビリの給与構造の方程式と、最新の年収データ比較、そして現場のリアルな厳しさについて深掘りしていきます。
基本給+歩合給(インセンティブ)の方程式
訪問リハビリの給与体系は、大きく分けて「固定給重視型」と「歩合給重視型」の2パターンがあります。
年収600万円などの高収入を狙う求人の多くは後者であり、基本給に加えて訪問件数に応じたインセンティブが上乗せされる仕組みです。
一般的に、理学療法士全体の平均年収と比べても、訪問看護ステーション勤務の理学療法士は給与水準が高い傾向にあります。
以下に、2025年の最新傾向を含めた比較データをまとめました。
| 比較項目 | 病院・施設勤務 (全体平均) | 訪問リハビリ勤務 (インセンティブ有) |
|---|---|---|
| 平均年収 | 約400万〜430万円 | 約450万〜600万円超 |
| 数年前との比較 (2020年頃比) | ほぼ横ばい (昇給額は少なめ) | 二極化が進行 (稼げる人はより高年収へ) |
| 昇給の仕組み | 年次昇給・役職手当 | 訪問件数・稼働率 |
数年前と比較すると、介護報酬改定の影響で「基本報酬」自体は厳しくなっているものの、需要の増加により「件数をこなせるセラピスト」の市場価値はむしろ上がっています。
病院勤務では役職に就かない限り大幅な年収アップは難しいですが、訪問リハビリなら自分の頑張り次第で1年目から年収100万アップも夢ではありません。
「訪問件数」が年収に直結するシビアな現実
インセンティブで稼ぐためには、当然ながら「数」をこなす必要があります。
例えば、「月80件の訪問を超えた分から、1件につき4,000円支給」という条件の場合、月100件訪問すれば8万円、月120件なら16万円が月給に上乗せされます。
しかし、これは簡単な数字ではありません。
移動時間やカルテ記載、ケアマネジャーへの報告業務を含めると、1日5〜6件以上の訪問を毎日継続するのは体力・精神力ともにハードです。
- 利用者の急な入院やキャンセルで件数が減る
- 効率的なルートが組めず移動時間が長引く
- 書類業務が追いつかず残業になる
こうした事態に陥ると、思ったように件数が稼げず、「忙しいのに給料が変わらない」という事態にもなりかねません。
そのため、転職先を選ぶ際は「インセンティブの発生ライン」や「1件あたりの単価」を徹底的に比較することが重要です。
ここだけの話、好条件の求人(例:1件3,500円以上の高還元や、固定給が高めの設定など)は、一般の求人サイトには出回らないことが多いです。
転職エージェントを活用して、事業所の「平均訪問件数」や「実際の給与実績」を事前に確認してもらうことが、入職後のミスマッチを防ぐ最良の手段です。
台風でも自転車?訪問ならではのデメリットとリスク
訪問リハビリの高年収には、環境面での厳しさという「リスク」も含まれていると考えるべきです。
病院勤務であれば空調の効いた室内で働けますが、訪問リハビリは「外回り」が基本です。
特に自転車やバイクでの移動がメインの場合、真夏の猛暑や冬の寒さ、そして台風や大雨の中でも、待っている利用者さんの元へ向かわなければなりません。
雨合羽を着てずぶ濡れになりながらの訪問は、想像以上に体力を消耗します。
また、「キャンセル」のリスクも無視できません。
事業所によっては、当日キャンセルが発生した場合にその分の歩合が入らない、あるいは振替訪問のために休日出勤が必要になるケースもあります。
「自分は体力に自信があるから大丈夫」と思っていても、長く働き続けるには労働環境のチェックが不可欠です。
車での訪問が可能か、キャンセル時の給与保証はあるかなど、「稼げる金額」だけでなく「働きやすさ」とのバランスを見極めることが、成功する転職のカギとなります。
【体験談】病院から訪問リハへ転職して年収120万アップした話


「病院勤務での昇給が数百円単位で、将来が見えない…」そんな悩みを抱えていませんか?
実際に、総合病院から訪問リハビリテーションの分野へ転職し、年収を大幅にアップさせた理学療法士は少なくありません。
この「格差」を乗り越え、年収120万円アップを勝ち取った、30歳男性で友人のAさんのリアルな体験談をご紹介します。
30歳男性・総合病院勤務(年収380万)の焦り



このまま病院にいて、家族を養っていけるのだろうか?
私が転職を考え始めたきっかけは、30歳を目前にした時の強烈な焦りでした。Aさんは数年前に結婚して子供も1人いました。
新卒から総合病院に勤務して7年目。回復期病棟でリーダー業務も任され、やりがいは感じていました。
しかし、昇給は年に1回、わずか2,000円程度。
手取り額は20万円を少し超える程度で、結婚や子育てを考えると、将来への不安しかありませんでした。
「役職がつけば上がるはず」と信じていましたが、上のポストは詰まっており、先輩たちの給与明細の話を聞いて絶望したのを覚えています。
転職活動で知った「提示年収500万」の世界



とにかく給料が上がらないと、子供が望んだ教育もさせてあげられない!
今後の不安から、初めて転職エージェントに登録しました。
最初は「今のスキルで年収400万を超えれば御の字」だと思っていました。
しかし、担当のエージェントから提案された訪問リハビリの求人を見て、目を疑いました。
- 「基本給30万+訪問手当」
- 「想定年収500万円以上可」
- 「土日休み・年間休日120日」
病院という狭い世界だけしか知らなかったAさんにとって、「理学療法士でもこんなに稼げる場所がある」という事実は衝撃的でした。
特に、自分一人で求人を探していた時には見つけられなかった「好条件の非公開求人」をエージェントが提示してくれたことが、大きな転機となりました。
「訪問は未経験で不安」と伝えましたが、「教育体制が整っているステーションを選びましょう」と背中を押してもらえたのも大きかったです。
もし今、給与の低さに悩んでいるなら、自分の市場価値を知るためだけでも転職サイトを利用してみる価値はあります。
実際に働いてわかった「自由度の高さ」と「責任の重さ」
最終的に、提示年収500万円の訪問看護ステーションへ転職を決めました。
もちろん、歩合の要素が強いので、1年目から提示金額をもらえませんでしたが、2年目には年収500万円は突破。
前職の380万円から、一気に120万円の年収アップしました。
実際に働いてみて感じたのは、圧倒的な「自由度の高さ」です。
病院のように常に誰かに監視されている感覚はなく、移動時間は一人でリフレッシュできます。
もちろん、大変なこともたくさんあったそうです。特に感じたところは、医師や先輩がすぐそばにいない分、「自分の判断」に対する責任の重さは増して、大変だったといいます。
ですが、結果として経済的な余裕ができたことで心にも余裕が生まれ、仕事へのモチベーションも上がり、仕事がより楽しくなったそうです。
「訪問リハビリ=大変」というイメージだけで選択肢から外すのは、本当にもったいないことだと思います。
失敗しない!高待遇・ホワイトな訪問看護ステーションの選び方


訪問リハビリへの転職は、理学療法士が年収を一気に上げる絶好のチャンスです。
しかし、給与額の高さだけで職場を選んでしまい、「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも後を絶ちません。
特に最近はステーションの乱立により、「働きやすさ」と「待遇」の格差が広がっています。
数年前の情報だけで判断せず、2025年の現状に合わせた職場選びが重要です。
このセクションでは、求人票の裏側に隠された実態を見抜き、長く働ける「ホワイトな高待遇求人」を見つけるためのチェックポイントを解説します。
求人票の「年収600万可能」を鵜呑みにしてはいけない理由
求人サイトでよく目にする「年収600万円以上可能」という魅力的な文字ですが、これはあくまで「モデル年収」であり、誰でも無条件に貰えるわけではありません。
重要なのは、その金額の内訳です。
多くの高年収求人は、「基本給」を低く抑え、「訪問件数によるインセンティブ(歩合)」で稼ぐ仕組みになっています。
数年前までは訪問単価が高く、比較的容易に高収入が得られましたが、介護報酬改定の影響もあり状況は変化しています。
現在は、「1日7件以上」など、かなりハードな訪問件数をこなさないと年収600万に届かない給与体系の職場も増えています。
必ず以下のポイントを確認しましょう。
- 固定給の割合:訪問件数が減っても生活できる基本給があるか
- インセンティブの発生ライン:月何件目から歩合が発生するのか
- 移動の現実性:訪問エリアが広すぎないか(移動で時間を取られると件数が回れない)
教育体制とオンコール(緊急対応)の有無を確認せよ
病院勤務から初めて訪問リハビリに挑戦する場合、「教育体制」は死活問題です。
開設したばかりの小規模なステーションでは、教育担当がおらず「明日から一人で回って」と放置されるケースも珍しくありません。
同行訪問(OJT)の期間がしっかり確保されているか、相談できる先輩PT・OTがいる環境かは必ずチェックしてください。
また、理学療法士であっても「オンコール対応」の有無は確認が必要です。
基本的に訪問看護のオンコールは看護師が対応しますが、管理者候補としての採用や、人手不足のステーションでは、稀に電話対応を求められることがあります。
ワークライフバランスを重視するなら、「リハビリ職はオンコール免除」と明記されているかを確認するのが無難です。
自分に合った職場を見抜くための「逆質問」リスト
面接は、企業があなたを選ぶ場であると同時に、あなたが企業を見極める場でもあります。入職後のミスマッチを防ぐために、面接時に以下の「逆質問」を投げかけてみましょう。
- 「1日の平均訪問件数は何件くらいですか?(スタッフの実績値)」
- 「カルテ記載や書類業務は、訪問の合間にできますか?残業時間は平均どれくらいですか?」
- 「利用者のキャンセルが出た場合、給与保証はありますか?振替対応は必須ですか?」
- 「移動手段は車ですか?電動自転車ですか?(雨天時の対応含む)」
とはいえ、「給料や残業のことは、面接で直接聞きにくい…」と感じる方も多いはずです。
そんな時こそ、リハビリ職専門の「転職エージェント」を賢く活用しましょう。
転職エージェントを使えば、聞きにくい「給与の実態」や「離職率」、「職場の雰囲気」などを、あなたの代わりに担当者が確認してくれます。
自分一人で求人票だけを見て判断するよりも、プロから「内部事情」を聞いてから応募する方が、ブラックな職場を回避できる確率は格段に上がります。
失敗のない転職をするために、まずは情報収集の一環として登録し、気になるステーションの評判を聞いてみることをおすすめします。
年収アップを確実に成功させるおすすめ転職エージェント


訪問リハビリ分野への転職で年収600万円以上を目指すなら、求人票に書かれている表面上の数字だけで判断するのは非常に危険です。
なぜなら、訪問リハビリの給与体系は「基本給+インセンティブ(歩合)」であることが多く、事業所によって稼げる難易度がまったく異なるからです。
数年前と比較して訪問看護ステーションの数は急増しており、給与相場や労働条件のトレンドも目まぐるしく変化しています。
自分ひとりで情報収集をするには限界があるため、業界の最新動向を熟知したプロの力を借りることが、年収アップを成功させる最短ルートと言えるでしょう。
ここでは、理学療法士の年収アップ実績が豊富で、信頼できる転職エージェントを厳選してご紹介します。
訪問リハビリの求人に強いエージェントを選ぶべき理由
訪問リハビリへの転職でエージェントを利用すべき最大の理由は、「実際の訪問件数」や「給与の実態」を事前に把握できるからです。
求人サイトの募集要項に「年収600万円可」と書かれていても、実際には現実離れした訪問件数をこなさなければ到達できないケースも少なくありません。
訪問リハビリに強いエージェントを利用することで、以下のようなメリットが得られます。
- インセンティブの仕組みが明確になる
1件あたりの単価や、何件目から歩合が発生するかなど、詳細な条件を確認できます。 - 条件交渉を代行してもらえる
個人では言い出しにくい「基本給のベースアップ」や「入職時の年収保証」の交渉をプロが代行してくれます。 - 非公開求人を紹介してもらえる
好条件の求人は応募が殺到するため、一般には公開されずエージェント経由でのみ募集されることが多いです。
特に、理学療法士の平均年収と訪問看護ステーションの給与水準には大きな開きがあるため、その格差をしっかりと活かせる「優良事業所」を見極めるためにも、専門家のサポートは必須です。
レバウェルリハビリ(旧:リハのお仕事):内部事情に詳しい
レバウェルリハビリは、施設や事業所の内部事情に非常に詳しいことで定評があるエージェントです。
訪問リハビリで働く上で気になる「移動手段のリアル(社用車か自家用車か)」や「カルテ記載の負担感」、「職場の人間関係」などを入職前に詳しく教えてくれます。
また、LINEでのやり取りが中心で気軽に相談できる点も大きなメリットです。
「実際に働いてみたら話が違った」というミスマッチを防ぎたい方にとって、最も心強いパートナーとなるでしょう。
PTOTSTワーカー:求人数が圧倒的で地方にも強い
業界トップクラスの求人数を誇るのがPTOTSTワーカーです。
都市部だけでなく地方の求人も豊富に取り扱っているため、自宅近くの訪問看護ステーションを探している方にも最適です。
訪問リハビリの求人は地域によって給与相場が異なりますが、PTOTSTワーカーなら多くの選択肢の中から条件を比較検討できるため、より高い年収を提示してくれる事業所を見つけやすくなります。
「まずはどんな求人があるのか幅広く知りたい」という方は、必ず登録しておくべきエージェントです。
マイナビコメディカル:大手の安心感とサポート力
人材大手マイナビが運営するマイナビコメディカルは、圧倒的なブランド力とサポート体制が魅力です。
キャリアアドバイザーの質が高く、履歴書の添削から面接対策、給与条件の交渉まで手厚くサポートしてくれます。
特に訪問リハビリ未経験の方にとっては、病院勤務との違いや働き方のコツなどを丁寧にアドバイスしてもらえるため安心感が違います。
初めての転職で不安な方や、確実な年収アップを狙って交渉を進めたい方におすすめです。
まとめ:理学療法士として稼ぐなら「環境を変える」のが近道


ここまで、理学療法士が訪問リハビリで年収600万円を目指すための具体的な方法や、病院勤務との給料格差について解説してきました。
結論として、現状の給与に不満があり大幅な年収アップを狙うのであれば、「同じ職場で頑張り続ける」よりも「稼げる環境へ移る」ほうが圧倒的に近道です。
最後に、これからのキャリアを考える上で重要なポイントを整理しましたので、ぜひ行動に移すきっかけにしてください。
まずは自分の市場価値を知ることから始めよう
記事内でも触れましたが、理学療法士の平均年収は全体で見ると約430万円前後で推移しており、数年前と比較しても病院勤務の給与水準は「ほぼ横ばい」という厳しい現実があります。
一方で、訪問リハビリ分野は高齢化に伴う需要増加により、依然として高水準な給与を維持しています。
実際に、病院勤務と訪問リハビリの待遇差を振り返ってみましょう。
| 比較項目 | 病院・クリニック勤務 | 訪問リハビリ |
|---|---|---|
| 平均年収 | 400万〜450万円 | 450万〜600万円以上 |
| 給与体系 | 固定給+賞与(年功序列が主) | 固定給+インセンティブ(件数制) |
| 近年の傾向 | 診療報酬改定の影響で昇給が鈍化 | 採用競争激化により好条件の求人が増加中 |
このように数字で比較すると、訪問リハビリへの転職が年収アップの最短ルートであることは明白です。
まずは「今の自分のスキルなら、他所でいくら貰えるのか?」という市場価値を把握するところから始めてみましょう。
自分では「年収400万が妥当」と思っていても、転職エージェントの査定では「500万以上のオファーが可能」と判断されるケースは珍しくありません。
登録は無料!情報収集だけでも早めに動くべき
「転職サイトに登録すると、すぐに転職しないといけないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、その心配は無用です。
むしろ、賢い理学療法士ほど「本格的に転職活動を始める前」から情報収集をスタートさせています。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、以下の3点です。
- 非公開求人の閲覧:ハローワーク等には出ない、年収600万クラスの好条件求人に出会える。
- 給与交渉の代行:自分では言い出しにくい年収交渉をプロが代わりに行ってくれる。
- 内部事情の把握:実際の残業時間や訪問件数のノルマなど、入職前に知りたいリアルな情報を得られる。
特に2025年現在は、訪問看護ステーションなどの事業所間で人材獲得競争が起きており、条件の良い求人はすぐに埋まってしまう傾向にあります。
「いつか環境を変えたい」と思っているなら、選択肢が豊富な今のうちに登録だけ済ませておきましょう。
あなたの理学療法士としてのキャリアと生活を豊かにするために、まずは一歩踏み出してみてください。










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