
転職したけど、
やる気が出ない..



同じ人は結構多いんです!
特に、真面目な人ほど、
そういう傾向にあります。
「新しい職場で早く認められたいっ!」
意気込んで転職先で
働き始めたものの..
3ヶ月後⋯
「思ってたのと違う..」
「仕事に行くのが辛い..」
でも、転職したばっかりだし、
自分を押し殺しながら勤めてる。
そういうケースは少なく有りません。
転職後は意気込みもあって、
ついついアクセル全開で頑張ってしまいがち!
でも、それが裏目に出てしまうこともあるんです…。
そこで今回は、
頑張りすぎを防ぐための心の持ち方、
そして具体的な実践アイデアをご紹介します!
- 転職後に頑張りすぎるリスクってあるの?
- 頑張りすぎないためには、どうすればいいの?
- もし本当に辛いとき、どうすれば良いの?
こんな疑問を持ってるなら..
この記事を読めば、
あなたのペースで、
仕事を楽しむヒントが見えてくるはずです!
転職後に頑張りすぎると、心と体はこうなる
「新しい職場で早く認められたい!」
その気持ち、
凄くよく分かります!
でも、焦ってアクセルを踏みすぎると..
気づかないうちに
心と体が悲鳴を上げていることがあるんです…。
今回は、転職後に頑張りすぎた結果、
どんなことが起こるのか、具体的なケースを交えながらお伝えします。
「もしかして、自分も…?」
そう感じたら、
立ち止まって考えてみてくださいね!
「3ヶ月で限界」転職直後に燃え尽きたAさんの体験談
私の友人Aさんの
生々しい体験談です。
マインドやアイデアを知りたい人は
飛ばして下さい!
私の友人Aさんは、
介護職として10年以上の経験を持つベテラン職員。
性格は真面目で完璧主義。
即戦力として入職してるので..
「期待に答えなきゃ」
という思いも大きく、
1週間も経たないうちから、
昼休憩を削ったり、
業務後は自宅で復習ノートをまとめる日々。
「とにかく早く職場に慣れなきゃ」
その一心で、休日も気持ちが休まらず、
常に仕事のことを考えていました。
けれど、
2ヶ月が過ぎた頃から
強いストレスを感じるようになったそうです。
ただ..
職場に相談をするほどの相手はいない…
友人にも悩みを打ち明けない…
徐々に精神的に追い込まれていき、
3ヶ月目で職場に行けなくなりました。
病院で受診をしてみたら、
「適応障害」と診断されてしまいました。
それからは介護の仕事を離れて
今はパートで生活しています。
前向きな転職から一変、
最悪の結末になってしまった体験談です。
でも、このような話って
思った以上にあるようです。
真面目で責任感の強い人ほど、
誰にも助けを求められずに、
心の限界に気付かずに頑張ってしまうんです。
あなたも、
気付かないうちに、頑張りすぎてませんか?
無理が続くと、体も心も悲鳴を上げる
Aさんのように、転職後に無理を続けることは、
心と体の両方に深刻なダメージを与えかねません!
新しい環境に適応しようとするエネルギーと、
頑張りが重なると、想像以上に消耗するものです。
以下のようなサインが出てないか、
1度チェックしてみて下さい。
- 常に疲れが取れない
- 食欲がない
- 眠れない
- イライラしやすくなった
- 何事にもやる気が起きない
- 理由もなく涙が出る
「まだ大丈夫」と思っていても、
これらのサインは体が発する危険信号なんです!
そのまま放置してると..
体調不良やメンタルの不調にも
つながる可能性もあるので、注意が必要です!
頑張りすぎが引き起こす“自信喪失”の悪循環
実は、頑張りすぎることは、
かえって自信を失わせる悪循環に陥る危険性があります。



え?
頑張ってるのに
自信がなくなるの?



実は、そういうケースも
多いんです!
常に120%の力で走り続け、
- 期待通りの成果が出ない
- ミスをしてしまう
そうすると..
「自分はダメなんだ…」
と落ち込んでしまいませんか?
それがまた自己嫌悪につながり、
「もっと頑張らなきゃ」と無理を重ねる…
まさに負のスパイラルです!
この悪循環から抜け出すには、
まず「頑張りすぎている自分」に気づくことが大切なんです。
転職後に頑張りすぎてしまう人の特徴
「自分は大丈夫!」と思っていても、
急にドッと疲れが出たり、
やる気がゼロになることありませんか?
特に転職後は、
無理をして、そうなりがちです。
ここでは、転職後に頑張りすぎてしまう人に
よく見られる特徴を5つ紹介します。
- 早く職場に慣れようと無理をしてしまう
- 自分の能力を証明したくて空回りする
- 周囲の目や期待に過敏になってしまう
- 完璧を求めて自分を追い込んでしまう
- 断れず、仕事を抱え込みすぎる
もし、「これ、自分のことかも…?」と感じたら..
1回立ち止まって落ち着いて、
働き方を見直すキッカケにしてくださいね!
① 早く職場に慣れようと無理をしてしまう
Aさんのように「一日でも早く職場に馴染みたい!」
と思って無理をしてしまうケースは多いです。
新しい人間関係、
新しい仕事の進め方…
覚えることがたくさんあって、
早くキャッチアップしたい気持ち、すごく分かります!
でも──
「みんなに迷惑をかけたくない」
「早く戦力になりたい」
こんな思いが強すぎると..
休憩時間を削って仕事をしたり、
分からないことを聞けずに
一人で抱え込む状態になりがち。
その結果、
本来のパフォーマンスを発揮できないどころか、
心身ともに疲弊してしまうことも…。
まずは「焦らなくても大丈夫!」と自分に言い聞かせて、
自分のペースで慣れていくことを意識しましょう!
② 自分の能力を証明したくて空回りする
「自分の実力を示したい!」
キャリアアップの転職だったりすると、
誰しもが抱く気持ちかもしれません。
実は、この能力の証明という承認欲求が、
頑張りすぎてしまう大きな原因の一つなんです。
「前の職場ではもっとできたはずなのに…」
「期待されている役割を果たさないと!」
と意気込むあまり、
必要以上に仕事を引き受けて..
キャパオーバーになったり、
かえって周囲を困惑させてしまう可能性も…。
まずは、新しい環境で求められていることを考え、
できる範囲で進めていくことが大切です!
③ 周囲の目や期待に過敏になってしまう
転職後って、
人間関係ゼロからスタート。
周囲からの評価が
気になってしまう人も多いのではないでしょうか?



私もそのタイプです
「期待に応えなきゃ」
「変に思われたくない」
こんな気持ちが強すぎると..
意見が言えなくなったり、
自分を押し殺すことも増えます。
でも、他人の評価ばかりを気にしていると、
本当の自分を見失ってしまいます!
まずは、自分自身がどうしたいのか、
どうありたいのかに目を向けることが大切です。
④ 完璧を求めて自分を追い込んでしまう
「真面目で完璧主義」
精神的に病んでしまう人の多くは
これらの特徴を持っています。
質の高い仕事をしようと
努力することは素晴らしいことです。
しかし..
多くの職業って、
全てで100点を取る必要はありません。
例えば、
医者だって、
手術の時には100点を目指しますが..
書類作るときまで
100点は目指してません。
(全員とは言いませんが)
まずは60点、70点を目指すくらいの気持ちで、
肩の力を抜いて取り組んでみませんか?
⑤ 断れず、仕事を抱え込みすぎる
「せっかく頼ってくれたんだから」
「ここで断ったら関係が悪くなるかも…」
優しい人ほど、キャパシティを超えて
仕事を引き受けてしまう傾向があります。
その結果、残業が増えたり、
自分の本来の業務に支障が出たりして..
結局は自分自身を苦しめることになってしまいます。
自分を守るために、
「断る勇気」持つことも必要かもしれません。
頑張りすぎないための3つのマインド



頑張りすぎが良くないのは
分かったけど、
じゃぁどうすれば良いの?



考え方を少し変えるだけで、
気持ちはずっと楽になります
ここでは、転職後に頑張りすぎないための、
大切な3つの大事なマインドをご紹介します。
- 最初から完璧じゃなくていい
- 「頼ること」は弱さじゃない
- 「休むこと」も仕事のうち
まずは、これらの
① 最初から完璧じゃなくていい
“最初から完璧を目指さない”ことが、
頑張りすぎを防ぐための第一歩です!
たとえ、前の職場での経験があっても、
転職直後は新人と同じなので..
知らないことや
できないことは当たり前なんです!
周りの人と比べるのではなく、
大切なのは、
「自分にできることを少しずつ増やしていくこと」
昨日より少し前に進めたら、それで十分!
完璧じゃなくても、
一生懸命取り組む姿勢は必ず周りに伝わります!
② 「頼ること」は弱さじゃない
新しい職場で..
頼れる人もいない..
自分の弱みも見せられない..
実は、そんな考え方が、
あなたを一人で抱え込ませ、
頑張りすぎさせてしまう原因かもしれません!
具体的には、
- わからないことは素直に質問する
- 忙しいときは助けを求める
恥ずかしさやプライドがあって
難しいこともあるかもしれませんが..
知らないことを伝えたり、
助けを求められることって..
「弱さ」って思いがちですが..
実は、「強さ」なんです!
しかも..
頼ることでコミュニケーションが生まれ、
関係性が深まるキッカケにもなったりするんです!
③ 「休むこと」も仕事のうち
「休むなんて、サボっているみたいで気が引ける…」
そう思ってしまう人は、
常に気を張り詰めてるのかもしれません。
なぜなら、人間は機械ではないので、
休息なしで走り続ければ、
必ずパフォーマンスは低下してミスも増えます。
- 適度な休憩を挟む
- 休日は仕事を完全に忘れる時間を作る
「自分をいたわる時間」を少し意識するだけで、
ビックリするほど、心の余裕が戻ってきます。
転職後をラクに乗り越えるための実践アイデア
心の持ち方を変えることも大切ですが、
具体的な行動に移すことで、
さらに変化を実感しやすくなります!
ここでは、転職後の「頑張りすぎ」を防ぎ、
心身ともに楽に働くための実践的なアイデアを4つご紹介します。
- 業務の優先順位
- 相談・報告のハードルを下げる
- “無理の兆候”を可視化
- 断るための言い換えフレーズ
すぐに試せることばかりなので、
ぜひ取り入れてみてくださいね!
【※ワーク】業務の優先順位を決めてみよう
簡単に言うと、
「業務効率化」
日々の業務に優先順位をつける習慣が、
仕事の抱え込みすぎを防ぐカギとなります!
「あれもやらなきゃ」
「これも終わらせなきゃ」
仕事量が多いと、
本来やるべき仕事を見失ったり..
マルチタスクになって、
どんどん混乱に陥っていきます。
できるだけ、シングルタスクで
重要な仕事をするのがポイントなんです!
そこでタスクの分類を考える時に
めっちゃ使えるのが、
「アイゼンハワーマトリックス」
と呼ばれるもの。
A: 緊急かつ重要
(最優先で取り組む)
B: 重要だが緊急ではない
(計画的に取り組む時間を確保)
C: 緊急だが重要ではない
(人に頼む、後回しにするなどを検討)
D: 緊急でも重要でもない
(やらない、後回しにする)


このクセをつけるだけで..
「あれもこれもやらなきゃ!」
というプレッシャーから解放され、
落ち着いて仕事に取り組めるようになります!
※ワークです
今ある仕事の優先付けを
してみましょう!
相談・報告のハードルを下げる環境をつくる
「こんな小さな報告は必要かな..」
「自分の判断でいいよね」
報連相することで、
マイナスにはなりません。
前の職場では、しなくて良かった報告でも、
こまめにするのをオススメします。
「いちいち聞くとウザいって思われそう..」
同じことを繰り返し聞くと、
思われるかもしれませんが..
最初は特に、
小さなことでも報連相するべきです!
そして、不安であれば、
相手に聞いてみれば良いんです!
「この報告っていりますかね?」
「次からは私の判断で決めてよろしいですか?」
1回聞くだけで、
この先も楽になりますよ!
感情や体調を紙に書いて“兆候”を可視化する
「なんだか最近、調子が悪いな…」
「そう感じても、何が原因か分からない」
そんな人には..
1日3分だけで良いで、
試してほしいことがあります!
それは..
手帳やノート、スマホのメモアプリなどに、
簡単な出来事を記録するだけです。
- その日の気分(嬉しい、イライラ、不安など)
- 体調(疲労度、睡眠時間、食欲など)
例えば、
「新しい業務でミスをしてしまい、
落ち込んだ。夜なかなか寝付けなかった。」
といった感じです。
「最近イライラすること増えたかも」
「ストレス溜まってるし、有給でも取るかー」
客観的に自分を見つめ、
早めに対処できるようになりますよ!
断る勇気を持つための「言い換えフレーズ」を準備しておく
「断りたいけど、断れない…」
結局引き受けてしまうこと
あるかもしれません。
「断るための言い換えフレーズ」
事前に準備しておけば..
断るのが苦手な人でも
スムーズに対応できるようになると思います。
いくつか、例をあげてみますね!
- 「お役に立ちたい気持ちは山々なのですが、現在〇〇の業務で手一杯でして…申し訳ありません!」
- 「今すぐは難しいのですが、〇〇までならお手伝いできますがいかがでしょうか?」
- 「ありがとうございます。ただ、その件は〇〇さんの方が詳しいかと思いますので、一度相談してみてはいかがでしょうか?」
どうでしょうか?
こんな風な言い回しを
使ってみて下さい!
他にも、AIに相談すれば、
あなたの立場に合った「言い換えフレーズ」
考えてくれると思いますよ!
それでもつらいときはどうすればいい?
頑張らない工夫をしても、
どうしても気持ちが晴れなかったり、
体調が優れなかったりすることもあるかもしれません。
そんな時は、
決して一人で抱え込まないでください!
ここでは、本当につらいと感じた時
取るべき行動についてお伝えします。
- 外部相談サービスの活用
- 再転職・休職
あなたの心と体を守るために、これらの選択肢があることを覚えておいてくださいね。
社内窓口・産業医・外部相談サービスの活用
「身近な人には、なかなか相談しにくい…」
「相談する上司に対して思うことがある」
そんな時は..
専門的な知識を持った
相談窓口を活用することをオススメします!
実は、多くの会社には、
従業員の心身の健康をサポートするための相談窓口や、
産業医(健康管理を行う医師)が設置されています。
また、社外にも、
自治体の相談窓口や民間のカウンセリングサービスなど、
利用できるリソースはたくさんあります。
「どこに相談すればいいか分からない…」という場合..
まずはお住まいの地域の保健所や
精神保健福祉センターに
問い合わせてみるのも良いでしょう。
専門家の力を借りることは、
決して特別なことではありませんよ!
再転職・休職は“負け”じゃない。自分を守る手段
「どうしても今の環境が辛い..」
「改善の見込みがない」
そう感じた場合は..
「再転職」や「休職」という
選択肢も考える必要があります。
「せっかく転職したのに、また辞めるなんて…」
「休職したら、キャリアに傷がつくのでは…」
不安に思うかもしれません。
しかし、結論から言うと、
再転職や休職は決して「負け」や「逃げ」ではありません!
これ以上自分を追い詰めないために、
自分の心と体を守るための自己防衛手段なんです。
無理をして働き続けた結果、
心身を壊してしまっては、元も子もありません。
一度立ち止まって、
今後のキャリアや働き方を見つめ直す時間は、
長い目で見れば必ずあなたのプラスになります。
自分にとって何が一番大切なのかを考え、
最善の道を選びましょう。
まとめ|“頑張らない勇気”が、長く働く力になる
転職後に頑張りすぎてしまう原因と、
その対処法についてお話ししてきました。
結論として一番伝えたいのは、
“頑張らない勇気”を持つことが、
結果的に、長く自分らしく
働き続けるための力になる
ということです!
「完璧じゃなくていい」「頼ってもいい」「休んでもいい」
これらの考え方を少しずつでも取り入れて、
自分のペースで新しい環境に慣れていくことが大切です。
そして、どうしてもつらい時は、
一人で抱え込まずに誰かに相談したり、
環境を変える選択肢を考えたりする勇気も持ってくださいね。
あなたが新しい職場で、心身ともに健やかに、
そしてあなたらしく輝けることを、心から応援しています!
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